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弔 辞

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2021/9/5) 11:44 多鯰ヶ池の南湖域:ジャングル地帯を抜けて

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11:59 艇を上げました。上部タンクは空気漏れが・・・

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劣化した英 Bestway 社の WAVE LINE 

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同艇で、8月7日()に白兎海岸で出艇したら、上部タンクがあっという間に空気が抜け、5分ほどで中断
持ち帰り、亀裂を見出だして補修し、復活したかに思えましたが、底面と下部タンクは健全ですが、上部タンクの空気が徐々に漏れて・・・ 今回こそ、弔いカヤック!|
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12:05 浮き桟橋 右奥はお種弁財天の森 正面奥はゴルフ場

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12:06 今年度設置された散策路

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弔辞

弔 辞

今思いますに、実に稀有な出会いでした。アナタ、つまり、英国 Bestway 社の WAVE LINE が小生の所有となり、初出艇した2010年7月17日)以来、満11年余、12季目にもなり、弔いカヤックを体験し得ました。自身、還暦記念に想起し、想定外でしたが、オークションサイト(ヤフオク)で、アナタに出会えました(初めて室内で艇を整えた稀有な写真!)。8千円に満たない落札価格で、嫁いでくれたアナタは、どうやら新古品だったようでした。しかし、マサカ12季目、人間なら110歳余まで、勿論、途中、治療を数回受け、生き延びて来られたのでした。が、寄る年波には勝てず、ついには、明らかな病巣を同定し得ないまま、弔いカヤックになりました。座面タンクは万全で、下のタンクも健全でした。が、まさか上のタンクが命尽きるとは、想定外でした。

弔いカヤックの後半は、腰への負荷があり、気づけば、上のタンクが腰を支える役割を担っていたと知った次第でした。無理して、こだらかしながらの出艇で、腰を痛めては困ります。

今、アナタは可燃ごみ中袋に鎮座されました。かつ、[WAVE LINE]と[Bestway NO.1]は、永遠に、そう所有者である小生がこの世に居る間、〔Grand-Pa Hall “MIRO”〕で、春夏秋冬 365日、小生と共に生き続けることになります。出艇は叶いませんが・・・。

唯一の心残りは、アナタと白兎海岸で2回目の、そう小沢見海岸界隈を巡るカヤックが達成できなかったことです。初回は、初年度アナタの2回目の出艇の地が白兎海岸で、2010年7月19日(月・祝)海の日でした。今、調べたら、2010年の鳥取市の梅雨明け7月17日)そう、アナタの初出艇(処女航海)の日でした。全く偶然でしたが、凪の海に恵まれたのです。

その後、各地で出艇しましたが、マサカ白兎海岸での2回目が無残な出艇(5分で終わる無残な結末)で、出艇回数に含めるに至らないほどでした。アナタとの思い出は尽きません。

3シーズン目の2012年8月26日)は、娘の彼が横浜へ単身赴任になる機に“壮行カヤック”として、彼を初めて 海 = 浦富海岸に誘いました。幸い、べた凪でした。小生は“簡チョロ”の DOPPELGANGER K1-10 でした。本艇は(ゴムが薄く、安かろう・悪かろうで)劣化が目立ち、2艇目も得ましたが、とっくに廃艇となっています。なお、[DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア コネクタブルカヤック K1-16]は、数年前から発売終了となっています。

アナタの故郷、英国 Bestway 社のサイトを調べ続けていて、次世代の“入り江の王者”COVE CHAMPION に出会ったのが、2020年8月でした。アナタと同じ WAVE LINE は得られなかったのです。 

​さて、アナタは計何回の出艇だったのでしょうか・・・。出艇記録を数えれば分かります。

​アナタは、今朝、2021/9/6(月)可燃ごみの日にあの世へ先立たれます。感謝の気持ちは、自身が後継艇さんたちと出艇し続ける限り、持ち続けることでしょう。ありがとう。還暦年以降の人生を共に謳歌してくれたことに感謝し、弔辞といたします。 03:51am

~ 葬祭後の思い出談義 ~

多鯰ヶ池での初出艇がアナタの後継艇でした。そして、多鯰ヶ池での2回目の出艇がアナタ WAVE LINE でした。かつ、ファミリーカヤック4艇5人が多鯰ヶ池で出艇したのが2021年6月6日)で、良い思い出になりました。空気漏れがわかっていたアナタに乗艇した小生が 2020年5月に仲間に加わった米国 Intex 社の CHALLENGER初めて一人で乗艇した小4孫娘の救出シーンなど微笑ましい限りです。わが幸せな人生を脚色してくれたアナタへの感謝の念は尽きません。04:07am

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